C型肝炎はどんな病気なのか

C型肝炎とは、簡単に書いてしまうと、C型肝炎ウイルスの感染によって肝臓の細胞に炎症が起こって肝細胞が壊されて働きが悪くなる病気です。

初期症状はなく、健康診断や献血などの血液検査で発見される場合がほとんどです。

進行した場合の症状としては、足にむくみが出てきたり、足がつったり、なんとなくだるいという自覚症状が出てきます。

放っておいて慢性化すると、肝硬変や肝がんへと進行します。

肝硬変というのは、長期の慢性肝炎で細胞が壊れ続けていった場合に、それを補うために肝臓の繊維成分がたまっていきますが、この繊維化が進んで肝臓が硬くなった状態をいいます。

彼といつも話しているのは、自分の体は元気な細胞があってこそだということです。

健康が大切であることは意識していたつもりですが、具体的に体内の細胞についてまで考えたことはありませんでした。

彼の病気をきっかけに、私たちはC型肝炎をはじめさまざまな病気の成り立ちについても勉強しました。

さらに進行が進むと、肝がんを発症します。

日本人の死亡原因の第1位はがんで、肺がん、胃がんに次いで第3位を占めているのが肝がんです。

肝がんの原因は、約80%がC型慢性肝炎です。

何度も書いているとおり初期段階では自覚症状がないので、病院へ行った時にはすでに肝がんとなっていて手がつけられないという人(とくに年配の方)が本当に多いそうです。

また、これまではC型肝炎ウイルスが陽性でも、肝機能に異常がなければ治療は行っていませんでしたが、最近では多くの場合に肝臓の繊維化が進んでいることがわかってきたそうです。

そのため、現時点で異常があるかないかに関わらず、肝硬変や肝がんへの進行を食い止めるために、定期的な検査を受けて、治療をはじめる適切なタイミングなどを普段から病院の先生や家族と話しておくことが大切です。

発病を予防する方法はわかっていませんので、C型肝炎ウイルスが陽性ということは、いつでも発病するリスクがあると思って向き合った方が良いです。